妻から離婚したいと言われた別居！すべきこととは？
妻から離婚したいと言われたとき、その決意の固さからとりあえず別居になることもあるかと思います。
別居となれば、すぐに離婚の前触れと考える人も多いでしょう。
たしかに離婚につながるケースも多いのですが、離婚を踏みとどまり回避できる場合もあります。
ですので、考え方によっては別居は離婚について冷静に考えるための有効な期間とも言えそうですね。
ただ、別居の場合、いくつかの問題があります。
まず、実家に妻が子供のと共に帰る場合、妻の生活費や子供の養育費をどうするかということ。
普通は離婚をまだしていないので生活費は夫に請求することができます。
別居中の婚姻費用は、夫婦の共同生活において通常の生活を維持するための一切の費用になります。
衣食住の費用、医療費、子供の教育費、適度の娯楽などがこれに当たります。
そのため、住所が変わるようなら健康保険の再発行をしてもらわなければなりません。
さらに学校も変わるようであれば、妻と子供の住民票を移すことも必要になってくるでしょう。
このように別居するなら、子供は妻に託そうという夫も多いものです。
確かに別居状態でも家庭裁判所に申し立てれば養育しない側に面接交渉権が認めてもらえます。
これは、例えば毎週日曜日の午後２時から６時まで子供と会うと決めて、その時間を一緒に過ごすというものです。
テレビドラマなどで、離婚した中年の男が、遊園地などで日曜日に子供と会って、楽しそうにしているシーンも良く見ることがありますよね。
しかし、別居した際に間違った対応をしてしまうと、夫婦関係が悪化し子どもとは全く会えずそのまま離婚となる可能性もあります。
もし、あなたに離婚の原因がある、例え妻に何かしらの原因あったとしても、妻を愛しているという気持ちが根底にあり、復縁したいという気持ちがあれば、正しい知識と行動することで離婚回避も十分に可能です。
その際に、本当にの意味で妻や子供を愛しているなら、勝ち負けのようなプライドはかなぐり捨てることが大切だと私は思っています。
いずれにしても本人同士の話し合いができる間は、夫婦は十分にやり直せると思うので、２０年後、３０年後に後悔しないように今できる最善のことをすべきです。